実はStream Deckはプロファイル編集時に自動でバックアップの保存が行われています。
以下の記事で紹介しているような強制終了してしまう症状などが発生した場合、時間をかけて作成したプロファイルがロールバックしてしまったり、最悪の場合ほぼ初期起動時同然の状態になってしまう可能性があります。
そういった際に、プロファイルの状態を可能な限りでも戻せたら精神的ダメージを減らせると思いますので、自動バックアップに関する仕様を紹介します。
自動バックアップファイルの保存先
基本的にはC:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Elgato\StreamDeck\Backup
といったディレクトリに保存されているはずです。
ここで注意しなくてはいけないことがありまして、上記のパスの太字部分が「Stream Deck」となっている(スペースが含まれています)ディレクトリが存在する場合がありますが、こちらにはその下層のBackupディレクトリが存在しません。
アドレスバーへパスを直打ちするのではなく、Cドライブ直下などから順に辿っていく方は、この点にご注意いただければと思います。
いつ自動保存されているのか?
現在の仕様だと、Elgatoのソフトウェアがアップデートされたタイミングでのみ自動バックアップがされています。手動でプロファイルの内容を変更したタイミングでは、自動バックアップがされません。
この自動バックアップによって生成されたプロファイルに頼らなくてはいけない状況になった場合は、結構な規模のロールバックが発生する覚悟をしたほうが良いかもしれません。
Stream Deckに限ったことではないですが、気合を入れてプロファイルを編集した際は、こまめにバックアップを行うことが一番の対策になります。
ただ、面倒なことに手動でバックアップを保存する際にも注意が必要で、せっかく時間をかけて編集したプロファイルがすべてロールバックされる可能性があります。(経験アリ)
以下の記事にて原因や対処法を紹介していますので、よろしければ併せてご覧ください。
バックアップから復元する際の注意点
自動でバックアップされたプロファイルをなにかの理由でコピーもしくは移動した場合、移動先のディレクトリのパスにマルチバイト文字が含まれていると復元に失敗することがあります。
この症状の詳しい内容と対処法についても以下の記事で解説しておりますので、繰り返しになりますがもしよろしければご覧ください。
コメント